ストーリー

映画「商店街な人」

 

映画「商店街な人」ストーリー

 

脚本 : 高橋和勧・市川リンタロウ

 

 

大手四井物産の海外戦略マーケティング部に勤務する神島実は、組織の中で自分の信じる道を進めないもどかしさから、衝動的に会社を辞めてしまう。自己実現の方法を考えあぐねていたところ、地元蒲田のシャッター商店街を盛り上げていき、羽田空港を利用する国内外から観光客を呼び込む方法はないかと考えるようになる。

一方、神島の恋人、秋山咲は新聞社の新人で、原稿を割付係へ回すだけの単調な日々を送っていた。商店街で美容院を経営している母のこともあり、恋人と共に地元を盛り上げようと立ち上がる。

試行錯誤していたある日、咲の上司である東郷から、「蒲田のブランド化を図ろうとするシティープロモーション計画の参加者を募っている」と知らされる。ふたりは計画に参加し、地元の人々と共に映画を作ることを思い立つ。 映画制作を通して、地元の様々な表情が浮き彫りになり… 

果たして、蒲田の商店街はふたりの活動によって活気付いていくのか? 
そして、神島が考える未来創造プロジェクトは、日本を救うのだろうか?